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前原山笠

 先週の土日は前原にある火伏地蔵と老松神社の夏祭りでした。例年のように、古材の森が所在する前原宿場通りは、夜市でにぎやかでした。お昼には小規模ながらも各行政区の山笠が6山ほど街中を駆け回りました。

さて、博多を中心とする糸島や赤間、甘木、宗像など周辺の地域には「博多うつし」とい呼ばれる博多の行事を真似したものが見られます。中世以来商業都市として栄えた博多は周辺の町に影響を与え、八朔やいけどうろうなどかつて行われていた博多の行事が地方に残っています。この前原山笠も「博多うつし」と考えられ、かつては7月15日に博多祇園山笠が終わった後、飾山を購入して町内に建てていたそうです。前原の近くにある加布里にも山笠があり、寛延三(1750)年に大火災と疫病を防ぐために傘鉾1本を台に立てて町内を回り加布里天満宮に奉納したことに始まり、幕末の文久三(1863)年には傘鉾から飾山となり戦前まで続けられましたが一時中断し昭和59年に復活したそうです。

かつての前原山笠の写真は前原商店街にある角屋食堂に飾られています。当時、前原地区は相当な経済力であったことが伺えます。博多山笠が祇園様に奉納するのに対して、前原は老松天神社、加布里は加布里天満宮というように天満宮に奉納するのがおもしろいなと思いました。

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  • 2018.10.20 Saturday
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