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原田宿関番の羽織は火事装束か?


筑紫野市歴史博物館に展示してある原田宿関番の羽織。
この羽織は、かつて福岡藩の藩境の宿場として栄えた、長崎街道の原田宿内にあった関番所(旅人が持つ通行手形を改める施設)に勤務していた「関番」という役人が着ていたと伝えられる羽織です。私も長らく関番はこのユニフォームを着て通行手形を改めていたと思っていました。
しかし、改めてよく見てみると、大名らが火事の際に着用していた火事装束に思えてきたのです。
江戸時代の装束の本を見てみると火事装束は木綿の厚手の生地が使ってあり、背側は深い切れ込みがあります。この羽織も、記事は木綿で背には深い切れ込みがあります。
さらに、注目したのは表に刺繍された模様です。この模様は「雨龍」です。雨龍は、字のごとく雨を降らせる龍の事で、火事に対して身を守る意味を込めて刺繍したと思われます。
かつて、吉良邸に討ち入った赤穂浪士も火事装束だったというし、新撰組の法被もそれをもとにつくったというし、関番の羽織も火事装束をもとにしていたのかもしれません。
※あくまで仮説です

火事装束(風俗博物館のサイトより)


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  • 2018.10.20 Saturday
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