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福岡藩主と小金丸浜

筑前国志摩郡櫻井村には与土姫大明神という神社が祀られています。この神社は、慶長15(1610)年より祀られ、寛永六年より福岡藩二代藩主忠之が整備して社殿を造営しました。ちょうどその頃、福岡藩のお家騒動である「黒田騒動」が起こり、忠之は夢のお告げを書付と絵にして与土姫大明神に奉納したところ、事なきを得たため、いっそう尊崇の念を厚くしたといいます。
さて、歴代の福岡藩主は、藩主襲封後や在国中は、領内を巡見することが慣例となっていました。現在の糸島方面にも度々訪れており、例えば9代藩主斎隆が初入国の際に行った巡見ルートは、福岡城を出発し、志登宮に参詣、その日は前原宿で宿泊。翌日は与土姫大明神に参詣して西浦で鯛網を見て櫻井村に宿泊。その翌日は芥屋太祖宮と塩土社に参詣して前原宿に宿泊。さらに翌日は、高祖宮、金龍寺、如意寺、染井社を参詣して城へ戻っています。
寛政12年に10代藩主斎清が初巡見に出た際の記録を見ると、福岡城を出た後、桜井の与土姫大明神に参詣し、
その後、小金丸浜で野立(トイレ休憩)をした後、芥屋へ向かっています。この小金丸浜は糸島の巡見の際によく通った道で、歴代の福岡藩主は海岸沿いを通るこの風景を眺めたことでしょう。

この桜井から野北を通って小金丸に向かう浜がある場所に「おはな」という食事処があります。先日、そこに行く機会があって食事の後店内を見ていると、ある物が目に入りました。

藤巴の紋の入った軒先瓦です。お店の人に聞くと、ずーっと昔からおじいさんが持っていたものだそうで、福岡城で使ってあった瓦だそうです。かつて福岡藩主が通っていた浜辺のすぐ側にある店で福岡城の瓦を見たとき、往時の風景が浮かぶようでした。

 

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