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糸島の鯛と鯉

糸島の岩本と田中という村にある神社には、神社の拝殿にそれぞれ鯉と鯛の彫刻がしてあります。

鯛の彫り物がしてあるのは、岩本という集落にある西宮神社です。
この集落は、江戸時代初期に干拓によってできた比較的新しい集落で、集落の北側には天保期に干拓された千早新田があります。それまでこの村の北側には海が広がっていました。

拝殿や瓦にはこのように鯛や魚の模様が入っていて、海辺の集落であったことを伺わせます。

鯛の彫りの裏を見ると、ちゃんと裏側まで彫刻されています。

岩本村は干拓地にできた直線の村で、こんな雰囲気が今でも残っています。

鯉の彫刻があるのは、先ほどの岩本村より南に1kmほど唐津街道沿いの集落である田中村にある諏訪神社です。この辺りにはマムシが多かったので、文政の初めごろに唐津市浜玉町にある諏訪神社より分霊を勧請された神社で、田中のお諏訪様と呼ばれて怡土・志摩郡の村々から参詣が多く賑わっていたそうです。

この神社の拝殿にも岩本の西宮神社と同じ場所に彫刻がしてあります。こちらは、海には面しておらず、近くに川が流れているためでしょうか鯉が彫られています。

裏側を見ましたが、鯛のように裏側は彫られてなくウサギがいました。両神社共に大正十三年の鳥居が建っており、その時に建てられたと考えられます。彫刻は西宮神社の鯛の方が大きくて立派ですが、鯉と鯛がその村の立地を表現しているみたいでなんか好きです。魚拓をとってみたい。

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  • 2018.10.20 Saturday
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