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白おこわ

街道の途中には休憩して軽食を出す茶店がありました。唐津街道の道沿いにも茶店があって名物があったかもしれませんが記録が残っていないので分かりません。
 九州の箱根とも言われた長崎街道の難所、冷水峠の頂上付近に上西山という集落があります(現在の筑紫野市)。江戸時代、ここに茶店があり「白おこわ」という食べ物を出していたそうです。郷土史家、故近藤思川さんの『長崎街道山家今昔』には長谷尾増良さんという古老から聞き取った「白おこわ」の話が書いてあります。

「峠の茶屋の名物として白おこわがありました。白いもち米を蒸して、それにあられ切りの鶏肉などをふりかけたもので、長旅の大名行列衆、お大名殿様はじめ、おさむらい、馬子、雲助に至るまで、長崎、肥薩街道筋、名代の名物として御休所のそれはそれは大評判の白おこわでした。」

筑紫野市歴史博物館に展示

おこわの上にカシワを煮たものをふりかけて食べるこの料理の詳しい味付けなどは伝えられていませんが、想像しただけでもおいしそうな感じがします。天保二年、現在の久留米市に住んでいた吉山籐兵衛という人が伊勢参宮したときの日記に、冷水峠でこの白おこわを食べたと思われる記述があります。「27文 冷やみず こわめし」当時の貨幣価値はまだ調べていませんが、今の金額になおすと700円くらいだったのではないでしょうか?

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  • 2016.10.30 Sunday
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コメント
大名が宿泊場所としていた「茶屋」と、白おこわを名物として振舞っていた「茶屋」は別のものです。お殿様が庶民と同じものを食べていたとは思えません。
  • 名無しの盆太郎
  • 2015/10/28 4:03 PM
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